TextAlive: 音楽に合わせ歌詞が動く歌詞アニメーション制作支援サービス

本研究では、ウェブ上で公開されている楽曲・歌詞コンテンツを利用し、ユーザーが楽曲に合わせて歌詞をアニメーション化できる歌詞アニメーション制作支援サービス「TextAlive（テキストアライブ）」を実現した。平成26年9月には一般公開をして実証実験を開始し、産業技術総合研究所とJSTによる共同のプレス発表「音楽に合わせ歌詞が動く動画を容易に制作・共有できるサービスを公開」を行った。TextAliveを用いると、音楽理解技術で得た発声タイミングやサビなどの情報を活かして、好みの演出を容易に表現できる。また、プログラミング環境技術により、ユーザー自身が演出や編集インタフェースを開発可能である。このように、産総研独自の音楽理解技術と新たに開発したプログラミング環境技術を融合させることで、多様な人々が膨大な手間をかけずに創造性を発揮して歌詞アニメーション制作を楽しめる環境を実現した。なお、本研究は平成24年度の成果である「Songle（ソングル）」平成25年度の成果である「Songrium（ソングリウム）」とも相互に連携している。

歌詞アニメーションを楽しもう！

TextAlive（テキストアライブ）は、楽曲を選んで「スタイル」を指定するだけで、歌詞アニメーションをすぐに制作・共有できるサービスです。直感的なユーザインタフェースで、膨大な手間をかけずに演出を細かく変えることもできます。さらに、プログラミング環境技術によって動きの演出や編集インタフェースを開発でき、ユーザ自身がサービスの機能を強化できます。